『ケータイ刑事 銭形舞』#13 しりとり連続殺人事件

 フランスに行くことが決まった銭形舞(堀北真希)最後の事件は、PMと名乗る何者かによる連続殺人。被害者の名前でしりとりを続けていく無差別の犯行に舞と五代刑事(山下真司)は翻弄される。やがて犯人は、舞か五代の命と引換に犯行を止めることを提案してくる……

 いわゆるミッシング・リンクテーマかと思いきや、本当に脈絡のない犯行の隙をついて犯人を炙り出す方式でした。これが意外と堂に入っている。完全に犯人側のミスで発覚するアイディアは、最後の事件としてはちょっと不甲斐ないように思いますが、ネタとしてはいちばん面白かった。

 また、堀北真希目当てでチェックしていた私には、演技に拡がりがあったのも嬉しい。笑顔もあれば感情的になる場面もあって、わりとコメディ中心だったこのシリーズではいちばん見所があったように思います。

 これにて銭形舞編は終了。来週から同時刻に、黒川芽以が銭形家の次女・泪を演じるシリーズの再放送が始まるのですが……なんか、荒唐無稽さが結構楽しいので、引き続き見てみようかしら、という気分になってます。黒川芽以自体、他の作品でも見知っているので、そんなに抵抗はないし。

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