新宿に行くならバイクで。

　火曜日以降の適当な日に観に行くつもりでしたが、思い立って今日出かけてしまいました。雨の気配がないのをいいことに、バイクにて新宿へ。新宿は靖国通り添いに駐輪スペースが設けられているため、いまやどこよりもバイクで出かけやすい土地になりました。ほんとに、取り締まる前に心置きなく駐輪できるスペースをもっとふんだんに用意してくれよう。

　歌舞伎町映画街は月に１回ずつぐらい訪れていますが、今回赴いたのはほぼ２年振りとなるシネマスクエアとうきゅう。鑑賞したのは、『ダークネス』の重厚感が素晴らしかったスパニッシュ・ホラーの旗手ジャウマ・バラゲロ最新作、廃院間際の病院にて繰り広げられる悪夢の物語『機械じかけの小児病棟』(XANADEUX・配給)。『ダークネス』が素晴らしかったのでかなり期待をかけていたので、その意味ではやや浅はかな設定と杜撰な伏線がちょっとがっかり、でも意匠や細かな描写、予定調和ではない深い余韻を齎す結末などで水準はきっちりと超えてきている作品でした。詳しい感想は後日、このあたりに。