薫のいぬかみたちは最近序列で揉めている。不動のせんだん・なでしこ・ともはねはともかく、他の7匹は侃々諤々。見かねた薫は、啓太に序列を決めさせることにしてしまった。とばっちりかと思いきや、拾った奇妙な壺が絡んで妙な事態に……
湯気地獄。湯気地獄。湯気地獄。さすがに使いすぎで何が起きてるんだかさっぱり解りゃしねえ。
しかし、それはさておき……終始微妙なシナリオでした。あまり個々に活躍の場を設けてもらえない薫のいぬかみ達にそれぞれ見せ場を齎したのは評価しますが、ネタも演出も終始空回り。一方的なお祭り騒ぎを見せられても正直楽しめません。締め括りの陳腐さも、うまく処理すれば充分ギャグになり得たのに、中途半端にまともにやってしまったから微妙な余韻を残すのみ。
作画のほうもあまりいい出来とは言えず、全体に悪い力の抜け方が気になった1話。お馬鹿さが持ち味のシリーズではあるのですが、さすがに今回は緩みすぎでした。
コメント
どうだ、これが まぶらほつきじセンセーのそこぢからだ、まいったか! わっはっはー。
などと書いてみたくなった築地センセーのファン。