解けかかった大妖孤の封印を強化するため、川平家の精鋭とそのいぬかみたちが招集された。川平家きっての落ちこぼれである啓太と大妖孤の娘であるようこは周囲から疎んじられるが、ようこは進んで封印の強化に手を貸す意を啓太に打ち明ける。そして彼女は初めて、啓太と契約するつもりになったその理由を語るのだった……
山場のはずなのに作画が微妙であります。もっと早めに調整しておくべきでしたねえ。
内容のほうは……個人的にはけっこう好き。啓太の馬鹿さ加減が大妖孤の馬鹿さ加減とリンクして意外な決着を迎える展開はなかなか楽しかった。封印中と解放後の大妖孤の落差もいい。惜しむらくは作画同様に演出が不調で、テンポがあまり良くなかったこと。テンションは高いんですが全篇そのまんまなので、結果として印象が真っ平らなのです。勿体ない。
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