本日の見出し&お買い物

メセニー・メルドー

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  4. ジェイムズ・エルロイ吉野美恵子[訳]『ブラック・ダリア』(文春文庫/文藝春秋) [bk1amazon]
  5. ディクスン・カー/中村能三[訳]『曲った蝶番』 [bk1amazon]
  6. 樋口有介『初恋よ、さよならのキスをしよう』(5と6、創元推理文庫東京創元社) [bk1amazon]
  7. 西原理恵子『パーマネント野ばら』(新潮社) [bk1amazon]

 まずは見出しにも引いた1です。久々のパット・メセニー新作は、注目度の高いジャズ・ピアニストであるブラッド・メルドーとのデュオによるアルバム。かつてのジム・ホールチャーリー・ヘイデンとのデュオほど著しく内省的ではありませんが、そのぶん拡がりが感じられる美しい仕上がりが見事。本当にこの人は毎回なにかしらやらかしてくれるので、追いかけるのが楽しくって仕方ないったら。引用した曲はメルドー率いるトリオのラリー・グレナディア(b)とジェフ・バラード(ds)も招いてのカルテット編成による曲で、リズムも存分に躍らせたスリリングな仕上がりです。

 2は1993年、アメリカはアーカンソー州の田舎町ロビンフッドヒルズで発生した残虐な殺人事件を追ったドキュメンタリー、なのですが、映像作家二人が事件を追っているうちに、表面的な事実とはまったく異なった真相が浮き彫りになっていき、逆に容疑者と目された三人の少年が冤罪だった可能性を強く示唆する、という衝撃的な内容になっているそうです。数年前に『奇跡体験!アンビリバボー』でこの経緯が紹介されて気になっていたのですが、最近になってメタリカの音楽が採りあげられている絡みでようやく日本盤がリリースされたようで、折角ですので貯まったポイントで購入してきました。再審の様子を収めた続編も収録されてます。

 3は、さきごろ完結したアニメ版に基づくゲーム。あの世界にプレイヤー・キャラクターとして新たな男性を加えるのはどーだろう、と思いつつもこのシリーズのファンなので結局買ってしまいました。今週末の最大の楽しみ……だった、はず、なんだけどなあ……。

 4は来月に映画版が公開されるので、可能なら予習する意図で。5は久々にカー分補充……しばらく読めてませんが、来月あたりからは何とか。6は柚木草平シリーズ復刻第二作。

 7はサイン会のとき、待っている列のすぐそばにあったのを眺めているうちに読みたくなって購入。地方の港町を舞台に、著者らしい露悪的な視点で女性達の恋心という業の深さを描いたシリーズです。

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