……まあ、わざわざドラマCDまで買っちゃったくらいなので、とりあえず観とこうと。
妹・まひるが同じ高校に入学した日、武藤カズキは自分が死ぬという悪夢に飛び起きる。化物に襲われそうになった少女を助けようと飛び込んで、代わりに旨を刺し貫かれる夢だった――だがそれは夢などではなく、現実の出来事だった。カズキの通う学校の教師になりすましていた化物は、何故か生き延びていたカズキを再度襲撃する。そうしてカズキはふたたび、あの少女と出逢った――
……先週までとノリが変わってないぞ福山潤。ほとんど違和感ねえぞ福山潤。
それはさておき内容。和月作品らしい展開の速さ、度を過ぎた熱さをちゃんと踏襲して好ましい限りです。普通ここまでで二話とか三話使ってても不思議じゃないのを、ノリとテンポの良さで補うやり口をちゃんと再現しています。
序盤は作画がかなり微妙に見えたのですが、それも戦闘シーンに入ったら急に質が向上したのも逆に好感触です。何処で魅せればいいのか解っている、ということですから。ドラマCDにおける最善のキャストを引き継ぎ、音楽に田中公平という最高の人材を得たこともあって、雰囲気は抜群。とりあえずこれも当面チェックして問題なさそうです。
コメント
作画は細かすぎず、しかし必要な情報量はきちんと籠められていたので、多少の線の荒さは取るに足りないかと。TVアニメなんか、全編あれくらいで本来はいいんですよ。そこを気にしちゃってワイワイ言う人が増えると、Fateや地獄少女みたいな線だけ綺麗なスカスカのアニメができちゃいます。……なんて言ってみるテスト。このアニメ版、原作漫画よりも好きかも(´ー`)