本日の見出し

印象派 プライス・ダウン・リイシュー盤

 さだまさし1980年のアルバムより。クリスティの小説を意識して、ある女性の像を複数の視点から描くという趣向を凝らした歌詞になっています。しかしその主題は寧ろ、歌詞の最後にあるように、『藪の中』を意識したもののように思える。物語的な歌を作るさだまさしの面目躍如とも言える曲ですが、しかしこのアルバムは他の曲もこんな感じでかなり凝ってます。こうして考えてみると、けっこうトリッキーな仕上がりなんだよなー。

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