『病院坂の首縊りの家』監督・製作(・脚本):市川崑/主演:石坂浩二/配給:東宝

 まだ余裕のあるうちに鑑賞点数を稼ぐため、本日も映画館へ。どんな巡り合わせか、これを含めて6本連続TOHOシネマズ六本木での鑑賞です。

 このところ電車でばかり移動していたので、本日は敢えてバイクにて出発。案の定、ヒルズ下の駐輪場は満車でしたが、しばらく待っていたら空いたので助かりました。取締を強化する前に、合法的に駐められる場所をもっと増やしてくれんだろうか、ほんとに。

 本日の作品は、『犬神家の一族』リメイク版の公開に合わせた旧作のリヴァイヴァル上映のラスト、原作においても金田一耕助最後の事件という位置づけにある作品病院坂の首縊りの家』(東宝・配給)。……まあ、こんなもんだろうな、という出来でした。様式美とやたらに入り組んだ人間関係が織り成す結末のドラマは見応えがあるんですが、ミステリ映画としてはあまりに駄目なところが多すぎます。横溝作品一流の雰囲気が好きとか、現実味があるかは別として加藤武演じる刑事とか相も変わらぬ面々の演技が楽しめる方ならともかく、普通に考えたら失敗作だと思います。詳しい感想は、「ソフ倫の審査は通ると思う。」からどうぞ。……意味は追求しないように。

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