候補作一覧はこちら。じゃあ行ってみようかあああ。
- 作品部門
- 『ディパーテッド』(Warner Bros.・配給)
- 監督部門
- オリジナル脚本部門
- 脚色部門
- 主演男優賞
- 主演女優賞
- 助演男優賞
- 助演女優賞
- ジェニファー・ハドソン『ドリームガールズ』(UIP Japan・配給)
- 外国語映画部門
- 『善き人のためのソナタ』(ALBATROS FILM・配給)
- 長篇アニメーション部門
- 『ハッピー・フィート』(Warner Bros.・配給)
- 短篇アニメーション部門
- 『The Danish Poet』
- 長篇ドキュメンタリー部門
- 短篇ドキュメンタリー部門
- 『The Blood of Yingzou District』
- 短篇作品賞
- 『West Bank Story』
- 撮影部門
- 衣裳部門
- 『マリー・アントワネット』(東宝東和+東北新社・配給)
- 美術部門
- 編集部門
- 『ディパーテッド』(Warner Bros.・配給)
- メイクアップ部門
- 音楽部門
- 『バベル』(GAGA communications・配給)
- 主題歌部門
- 録音部門
- 『硫黄島からの手紙』(Warner Bros.・配給)
- 音響部門
- 視覚効果部門
あ、しまった、候補作一覧の脚色部門のところに『ディパーテッド』載せるの忘れてた。忘れてたらきっちり獲られてしまった!
で、蓋を開けてみると、『ディパーテッド』が4部門で輝き、作品・監督の主要2部門も押さえて文句なしの勝利。日本人期待の『硫黄島からの手紙』、『バベル』ともに1部門止まりでした。まあ、ノミネートされるだけでも大したものですし、去年以上に読めないほど混乱した回だったので、スコセッシ監督への「いい加減獲れよ」という要求と全体の流れとが『ディパーテッド』に偏っていたこともあって、仕方ないといや仕方ないでしょう。……あれだけの名監督の受賞作として絶対的に相応しいか、と考えると、個人的にはちょっと疑問の残る作品なんですけど。それにリメイクだしなあ。
個人的には、鉄板だと思っていた撮影部門と主題歌部門が崩れたのに吃驚しました。他方、主演・助演はぜんぶ予想したとおりだったので納得もしていたりする。あれは発表前に観ておかないと後悔するぞ、という予感のもと無理をして鑑賞しに行ったのは大正解でした『リトル・ミス・サンシャイン』。
全体としては、『リトル〜』にしても『ディパーテッド』にしてもそうですが、“勝者”が前に出て来ない作品が賞を占めたというのがちと意味深です。何はともあれ、今年も楽しませていただきました。
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