本日の見出し

ウィチタ・フォールズ

 パット・メセニーがグループ活動における長年の相棒ライル・メイズとの共同名義によるアルバム『As Falls Wichita, So Falls Wichita Falls』より、クライマックスを飾る大作を引いてみました。今日久々に聴いてみて、恐ろしいことに今更になってこの曲が『Amazing Grace』を雛形にしているのだと気づいてびっくり。後年、『First Circle』以降からGeffen在籍中期までに如実となるブラジル風の曲想を先取りしているアルバムでもあるのですが、だからこそタイトルをスペイン語に置き換えて意思表示を図っていたのかも。PMGと比べて趣味的で長閑な音作りゆえ、やや通好みの仕上がりですが、解ってから聴いてみると色々発見のあるアルバムです。

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