パット・メセニー&ブラッド・メルドーによるアルバム第二弾『Quartet』より、使い途の少ない42弦ピカソ・ギターを駆使した1曲を。メセニーはこれがお気に入りのようで、だいたいアルバムのなかで1曲はこれを採りあげているのですけれど、癖が強すぎるために曲想が似通ってしまう、という欠点があります。これもメセニー部分だけを採りあげるといつも通りの欠点があるのですが、しかしブラッド・メルドーのピアノが入ったお陰で少し面目を改めてます。他の曲と比較せずに聴けば、その唯一無二の美しい音色に聴き惚れていられることは確か。
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