『地球へ…』第12話 孤独なるミュウ

 ナスカのテラフォーミングが始まって3年。初めての子供が3歳を迎えた頃、だが最初の“父親”は事故によって不慮の死を遂げる。入植に熱心な若い世代と、依然として“地球”への憧憬が消えない旧世代とのあいだに溝が深まるなか、若い世代は明らかに浮き足立ってミスや勤怠が増えており、ジョミーは頭を悩ませていた……

 前回ほど癖はありませんが、どうも動きがぎこちなく不自然な箇所が多い。止め絵として眺めると全体にいい仕上がりなのですが、見ていてどーも落ち着きませんでした。

 どうも時間経過が解りにくいのが難ですが、話の流れは着実で方向性ははっきりしています。ジョミーは統率者としてふたつの世代の融和に苦しみ、キースはミュウへの憎悪を糧に活発に立ち回る。次回はとうとうその両者が交錯するようです。どう決着するんだろう、これ。

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