いちおうフリーランスで、ふだんは昼も夜もなく働いてますから、息抜きぐらいは思い立ったときにさせてください。というわけで平日ですが、朝から映画鑑賞へ。劇場は空いていていいんですが、道中は土曜日と比べものにならないくらい混雑しているのが難です。
六本木まで赴いて鑑賞したのはおおかたの想像通り、あの“不死身の男”が12年振りにスクリーン復活、全米規模の凶悪なサイバー犯罪に徒手空拳で挑むアクション映画『ダイ・ハード4.0』(20世紀フォックス・配給)。
監督が『アンダーワールド』のレン・ワイズマンなので、アクション演出やアイディアについては不安を抱いていませんでした。案の定アクション部分には不満なし、だったのですが、サイバーテロを巡るガジェットがあまりに有り体で、ドラマとしての裏打ちがいまいち足りず、その意味でのカタルシスに乏しいのが残念。充分に水準はクリアしていますが、せっかく『ダイ・ハード』の名前を冠して12年振りに作るならもっと骨組みを強くしてくれんだろうか、という気はします。それでも、相変わらず途轍もない状況でとりあえず生き延びてしまうマクレーン刑事のど根性と強運ぶりは堪能できますし、アクションの流れは筋が通っていますので、個人的には満足。詳しい感想は……宿題も溜まっているので、いずれ。
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