夏休み早々、生物部の合宿が開催された。黒客クラブの面々も実は部を抜けていないので、優子・フミエたちに加えてダイチたちも参加することに。事前にフミエが怪談を苦手としていると知ったダイチたちは、消灯時間を過ぎて、果たし合いの舞台となる肝試しを前に怖い話をしてみせるが……
電脳メガネの存在を絡めた怪談、というだけで語りの技術の確かさを窺わせますが、その流れをまんま果たし合いに持ち込むのが更に見事。みんな必要以上に怯えていて、これまでの対決とはひと味違う空気を醸し出しています。終盤の不条理展開でやや散漫になってしまいましたが、まあこの辺は次回で少しはっきりするのでしょう。フミエの弟とか先生の扱いとか、相変わらず細かなくすぐりも巧みで、堪能させて頂きました。
しかしハラケン、趣味が合いそうだ君とは。
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