切羽詰まっていますがこればっかりは気分転換と許してもらうしかありません。というわけで週末恒例の映画鑑賞へ。事前にローソンに寄る必要があったので、ちょっと早めに出たのですが、早すぎて時間を持て余しました。
『ラストキング・オブ・スコットランド』以来となる有楽町スバル座にて鑑賞したのは、2007夏のパン祭り第2弾、パン兄弟がサム・ライミの後援を受けてリリースしたハリウッド進出第1作でもある、正統派ホラー『ゴースト・ハウス』(東宝東和・配給)。感想は――正直に言って凡庸でした。パン兄弟の個性は演出・映像感覚、細部の工夫などに見受けられたものの、アジアを舞台にしていたときの独自性がごっそり削られてしまって、結局ちょっとよく出来たアトラクション型のホラーに堕してしまっている。それゆえマニアには物足りないのですが、しかし一般的な観客であれば、結構楽しめるのではないでしょうか。パン兄弟は引き続き『RAIN』のリメイクによりハリウッドでの活動を継続するようですが、もーちょっとらしさとエンタテインメント性の両立を図ってほしいところです。詳しい感想は例によって、落ち着いてからアップいたします。
観賞後は久々に有楽町近くの讃岐うどんの店で昼食を摂り、秋葉原に立ち寄ってちょこっとお買物をして帰宅。乗っていた電車で、若い外国人ふたりが並んで分厚い本を読み耽っているのを目撃したのですが、あれはハリー・ポッター最新巻だったのでしょうか。
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