千秋の同学年に、同じ南姓の生徒がいた。その名は南冬馬――れっきとした女の子なのだが、性格が男勝りで、うっかり千秋が様子を見に行ったときに「今日から俺は男だ」と言い張ったりしたものだから、成り行きで千秋に“弟”扱いされる羽目に――誕生日は千秋より前なのに。対する冬馬もたいそう意地っ張りで、売り言葉に買い言葉により本当に南家の一員扱いされることになった。そんな彼女と、色んな意味で共鳴してしまったのがマコちゃんことマコトである……
個人的にお気に入りの冬馬初登場。実はかなり可愛いと思うのですが、成り行き上やたら男前にならざるを得ないのが……しかし声が『もっけ』の瑞生と一緒かよ! またこれかよ! 何で俺の観てるのは至近距離で被るんだ?!
相変わらず、原作のエピソードの取捨選択が非常に巧い。もともと重なるところの多い冬馬とマコの話をうまく繋ぎあわせて、一貫したストーリーに仕上げている。何だかこのふたりって、もともとこういう掛け合いをするために作られたようにすら見えます。
初登場にしてクレジットで既に三姉妹と肩を並べている冬馬くん、来週はそんな彼女の本当の家族が登場する模様。……そういや、このスタッフでの『みなみけ』はあと2話ぐらいしかないのか。勿体ない。
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