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見出しにも引いた1は最新シングルにして、乙一原作の映画『KIDS』の主題歌。映画のほうは多分観ないと思いますが、槇原敬之の楽曲である以上買わない訳には。しかし、CMなどでサビだけ聴いた印象だけでもかなり好感触でしたが、全体でもいい出来。なんだかavex移籍以降、初期の暖かみと近年の音楽的クオリティが巧く溶けあって、とてもいい感じになってます。カップリングは初期代表曲『もう恋なんてしない』のリアレンジですが、寧ろそうやって力を微妙にセーブするくらいの方がバランスが保たれていていいのかも。
2は……何故かダブらせました、意図的に。コミケでの先行販売で入手済ですが、店舗販売では新曲１曲入りのCDが特典としてつくもので……このグループは今のところ、発表した曲をすべてアルバムに収録するということはしておらず、メジャーでもそんな感じでやりそうなので、押さえられるうちは押さえておかないと。特典は、本体の『〜メロダロイド』で用いた、初音ミクとのデュエットという趣向を更に掘り下げたもの。しかし曲の出来は本体よりもいい気がする……ので後悔はしていない。本当にしていない。
3は、なんか終了して時間が経つごとに私の中で評価が高まっている『みなみけ』のOP。かなりシンプルなアニソンなのですが、寧ろその正統派加減が心地好い。実はストリングスをシンセサイザーに依存せず、ちゃんと弦一徹ストリングスに任せている辺りまで含めて、ちゃんと聴くとかなり丁寧な仕上がりなのです。きっとEDもそのうち買う。
そして4は、多分このアニメを観ていた人はみんな愛している保坂先輩初登場の回含む第２巻。この辺りから作画にはあちこち微妙な箇所が増えてくるのですが、しかしそれが気にならないほど話と演出の完成度が高い。保坂先輩初登場の回は伝説である『先生と二宮くん』のゲーム版が登場しているし、南家のまったりとした雰囲気を本人達の台詞で補強する第５話、そしてある意味ターニング・ポイントでもあったマコちゃん誕生を告げる第６話と、粒も揃っている。ネタの組み立てがしっかりしているので、本放送では「まーこんなもんかな」ぐらいだった記憶のある部分でもまた笑っている自分がいました。……もし明晩ふたたび悪夢を目にしたとしても、とりあえずこれで口直しは出来そうです。
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