昨日は映画感想を書きためたりしつつだらけていましたが、多少気力は恢復したので、今日は先週末取り止めた分を補うために朝から映画鑑賞へ。行く先は新宿――平日のこんな時刻に訪れたことはなかったので、妙に新鮮でした。
鑑賞したのは、自分でも意外なくらい熱が持続している贔屓の女優・堀北真希が二重人格の少女を演じた恋愛映画『東京少年』(エム・エフボックス・配給)。企画の趣旨からしてアイドル映画になってしまうのは致し方ないだろう、とさほど内容には期待せず、堀北真希を堪能するためにだけ観に行ったつもりでしたが、案に相違して中身も悪くない。最初にひととおり描いたエピソードが、視点を切り替えて新たな観点から描かれ、異なった色彩を見せる。映像的にも、堀北真希を綺麗に撮るということに腐心していることが幸いして見応えがありました。ただ、その意欲に反してやや掘り下げが足らず、またあまりに印象を重視しすぎて表現が間延びし、全体にちょっとダラダラしてしまったのが残念。プログラムを読むと企画の開始から撮影まで時間がほとんどなかったそうで、もうちょっと丁寧に作っていれば更に良くなったのに、と惜しまれます。でも堀北真希を愛でるという目的からするともう充分に満足のいく出来ですし、全体の雰囲気もいいので、観る意図がはっきりしていれば気に入ると思います。少なくとも私は堪能しました。
鑑賞後は近くにいる某氏を呼び出して昼食をご一緒し、別れたあとHMVにてちょっとお買い物。CDか何か買うつもりでしたが、特に琴線に触れるものがなかったので、当初の予定通りCDプラケースなどのカバーのみ購入。
帰宅後は昼寝を挟んで、ひたすら映画感想書き……溜まりすぎだ……。
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