この項、翌日に記しております。
ひととおり項目を書き上げたのち、夕食を摂り、21時過ぎに外出。今年最初の例のイベントに先駆けて、映画を観るのです。
当初はイベントに合わせて、本日封切りのゲテモノ映画を観ようかと思っていたのですが、調べてみると舞台挨拶などのイベントがあり、開場までに現地に到着できるか心許ない。で、あれこれ調べてみたところ、観たかった作品がちょうどいい時間と場所でかかっていた。
ただひとつ問題だったのは、劇場が新宿バルト9だったこと。昨年、オープンした直後に訪問していて、そのときに私が利用している日本映画テレビ技術協会の会員証による割引が適用されないことを確認している。
どうしようか、と悩みましたが、他に時間的にぴったりくる作品はあまりなく、また色々な劇場で映画を観たい、という気持ちもあり、一回ぐらいは入っておきたい。たまには定価で入るか、と覚悟を決めつつ、もしかしたら、と試しに電話で問い合わせてみると。
何と、今年から日本映画テレビ技術協会の会員証による割引が有効になったそうです。迷う理由がなくなってしまったので、喜んで馳せ参じました。
劇場自体はさすがに最近の映画館らしく、清潔で構成が整然としている。ただ、新宿で土曜日の夜というそこそこに客入りのいい時間帯のはずなのに係員の数が足りず、チケットカウンター、コンセッションなどすべてが渋滞していて、20分ぐらい余裕をみて着いたはずなのに、着席できたのが5分前になってしまったのはちと気になる。まあ、受け答えはしっかりしていたので、今後もタイミングが合えば利用させていただきます。
前置きが長引きましたが、鑑賞したのは、1972年に製作された同題映画を、そちらにも出演していたマイケル・ケインが反対の役柄に就き、当代きっての美しき演技派ジュード・ロウが製作を兼ねて対峙した心理劇『スルース』(Happinet Pictures・配給)。1972年版を観るのが間に合わなかったのが悔やまれますが、二世代の美しき曲者俳優がしのぎを削る心理劇として、旧作の知識がなくとも存分に堪能できる内容でした――寧ろ、変に1972年版について知らなくて幸いだったかも。
鑑賞後、急いで当夜のメインイベント会場に向かう――続きは別項にて。
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