映画が私の滋養です。

 ……って前にも似たようなこと書いたな。

 極力鑑賞費を安く済ませるために、年会費一万うん千円支払っている――しかもそれでも私ぐらい本数を観ているとすべて前売り券にした総額よりも安くあがる――協会の会員証が、年度切り替えの日になっても届かない。会費だけ早めに入れて、写真を送るのがだいぶ遅くなってしまったために手違いでもあったか、それとも届かなかったか、と心配になって、昼過ぎに電話で問い合わせてみた。

 先週あたりから、2月に入金のあった分から順次発送しているそうで、私の状況だともう少しかかりそうだ、とのこと。念のために確認もしてくださったところ、今週末までには何とか、という話でした。

 ……是が非でも週末までには届いて欲しい。だって今週末のアレも去年あたりからずーっと楽しみにしてたんだからー。

 昨日、けっこう無茶な遠出をした疲労に加えて昨晩の精神的ダメージがあったせいか、本日はずーっとだるいまま。気力をチャージするために、先週あたりから順次復習して、とうとう最新作に辿り着いた『SAW4』を鑑賞。

 ご想像の通り、余計に疲れました。

 しかしまあ、3で一段落してしまったものを如何に再生するか、という点について、よく工夫した作品であるのは確かで、やっぱりスリラーとして出来はいい。『デッド・サイレンス』プログラムによればジェームズ・ワン監督も脚本のリー・ワネルも、新たな驚きや衝撃を作ることに関心があるため、続編を繰り返し発表することにややネガティヴな心境を抱いている*1とのことで、そうしてオリジナルの作り手がやや退いていても、まだ何かを生み出せる魅力がこのシリーズには確かにある。今回新たに脚本を手懸けたふたりについても、『ザ・フィースト』を観たあとだと、起用された理由が強く頷ける。作品に必要な要素をよく調べ尽くしたうえで繰り出すことの出来る才能がちゃんとあるわけで、今年発表予定の第五作にも引き続き起用されたのも納得です。よくよく観ると、人物同士の交錯の仕方にも1作目を彷彿とさせる趣向があるあたり、本当によく出来ている。

 ……と、いい具合にチャージされたところで、作業に戻ります。しかし寝不足気味なので、とっとと寝た方がいいな……それでも3時までは起きてることになるんだが。

*1:それでもシリーズに一貫性を保つために、やむなく製作総指揮という形で名前を連ねているのだとか。

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