『絶対可憐チルドレン』18th sense.「熱愛発覚！チルドレン解散の危機！」

　葵と紫穂がそれぞれ、同級生の男子から誘いを受ける。このままではザ・チルドレン解散の危機だと思いこんだ薫は日曜日、ふた組のデートを尾行するが、どちらもいい雰囲気で、薫は本気で孤独に襲われる。

　……あれ？　途中まではとても良かったのに、締め括りでひどくなりました。さすがに大人のやり口が無茶苦茶です。一方で紫穂たちの終盤の言動もいささか彼女たちらしくないし。薫の性格を解っているから、もうちょっとあしらい方もうまくできるでしょうに。途中までの噛み合ったノリを保ちたいばかりに無理をしてしまった印象です。

　ただ、そこさえ除けば概ね好調でした。台詞のタイミングもいいし、やや作画は乱れがちながら勢いがあるので観ていて楽しい。クライマックスの不手際を含めても、毎回このくらいなら安心していられるんですが。

　しかし今回、本筋よりも受付嬢の二人組がやっていたひどいしりとりが妙にツボでした。何をやってるんだ君たちは。