最後の上映を駆け込みで。

 いまの忙しさで連日鑑賞は自殺行為なのですが、昨日も書きましたが今月は観る本数が少なめで、年3桁達成に必要な月8本のノルマにどーしても足りなくなりそうだったところへ、土曜日のためにあれこれとスケジュールを調べてみた結果、前々から観たかったものが今日のレイトショー上映で最後だと気づき、しばし悩んだ挙句、行かずに後悔するよりは行って後悔したれ、と夕食を摂ってからお出かけ。

 訪れたのは、最近足の遠のいていた有楽町、今年2月以来で2度目の訪問となるシネカノン有楽町2丁目。作品は、日本産ホラー映画『着信アリ』をハリウッドのスタッフ・キャストでリメイクした作品ワン・ミス・コール』(角川映画・配給)。日本映画のリメイクものはなるべくチェックしている、というのもありますが、これを観るつもりでいたいちばんの決め手は、脚色が『真夜中の死線』などで知られる作家のアンドリュー・クラヴァンが担当していたことだったり。案の定、無理のある部分を取り除き、伏線を丹念にしたうえで、方向性を見事にアメリカナイズしている。あまりに職人的に仕上げているので、突出した部分はなくなっていますが、いい出来でした――マニア的な目で観ると不満は多いですが、でも後悔するような出来ではない。

 鑑賞後は、ただ真っ直ぐに帰宅。

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