作業が詰まってきていますが、観たい映画も山積していて、なるべく時間を作って拾っていかないとフラストレーションが溜まる一方です。そんなわけで、午前中にある程度進めておいて、夕方から短めの作品をひとつ鑑賞しに、バイクにて西新井へ。雨の心配が要らない陽気が続いているのが有り難い。
鑑賞したのは、タイで作られた『心霊写真』をハリウッド資本にて、『リング』シリーズの一瀬隆重製作、『感染』の落合正幸監督が日本をメインの舞台としてリメイクしたホラー映画『シャッター』(20世紀フォックス・配給)。原作の出来が良かったので、あんまりハリウッド的にいじって欲しくないなー、と願っていたのですが、さすがにその辺を解っているスタッフがいるようで、あちこち修正を施しながらもいちばん効いてくるアイディアはすべて温存して、ちゃんと活かしています。もうちょっと湿っぽさやじわじわと効いてくる恐怖が欲しかったところですが、ハリウッドが取り込んだ和製ホラーとして捉えれば優秀な仕上がり。とりわけ奥菜恵が横たわるジョシュア・ジャクソンに、綺麗な脚をさらしてまたがっていくシーンが秀逸。ああいうコントラストの演出というのが、意外と海外産のホラーには珍しいのです。
……さて、気分転換は出来たので、とっとと作業に戻らねばなりません。何せ今日だけで、先月末にいちど済ませた作業のちょっとした直しと、別口で手伝っている仕事のデータが届いて、やたらやることが出来てしまったのです。他方で、試写会の案内が1日でふたつも届いてしまったりと、何だか知りませんが仕事も遊びも押し寄せてくる日でした。……さ、働こ働こ。
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