ガウリイがポコタの携えていたレプリカの光の剣を借りてザナッファーと戦う一方、リナはデュクリスと対峙し、彼の目論見の矛盾点を突く。だがそうしているあいだにもザナッファーはガウリイたちを翻弄し、更に破壊の限りを尽くすのだった。果たしてリナたちは、破滅の運命から逃れることができるのか……?
うん、最後の最後でやっとスレイヤーズらしくなった感じ。説教臭さに勢いが伴って、最後の戦いにはいちおう戦略らしきものも用いていたし、展開にカタルシスも生まれている。
ただ、イベントを詰め込みすぎたせいで終盤、少し間の取り方が甘くなっているのが残念。あの別れのくだり、あと数分余裕があればいい余韻を演出できたような気がします。
伏線を張りつつの終わり方は、まあはじめから変則2期と決まっていたらしいのでいいとしても、それにしてもだいぶ間が空きそうなのにこんなに放り出しておくのはどーなんだろう。まあ、最終的にはだんだん楽しめる仕上がりになってきたので、次期が放映されればちゃんと鑑賞します。いつになるのかは知らんが。
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