年越しそばを買う、ついでに今年最後の映画鑑賞。

 大晦日には、行きつけの蕎麦屋でお土産用の生そばを、我が家の分と親類の家に上げるぶんを買ってくるのがここ十数年くらいの習いになっています。本日はそのついでに、用事を片付けがてら今年最後の1本を鑑賞するべく、朝から西新井の映画館へ。

 片付けた用事というのは――1ヶ月間フリーパスの申請です。TOHOシネマズ系列では、鑑賞した映画の上映時間を1分=1マイルに換算して、そのマイルに応じて各種特典と交換できるシステムになっているのですが、そのいちばん大きなものが、TOHOシネマズ系列館で使える1ヶ月間のフリーパスなのです。必要なのは6000マイル、ポイントは獲得した翌年末で期限切れとなってしまうので、のんびり観ているととうてい貯まらない数字なのですが、今年は西新井の劇場を頻繁に利用していたため、どーにか目標に到達、比較的スケジュールが楽になる1月に発行しようと考えていたのです。……実際には諸々あって、1月も決して余裕があるわけではないのですが、本日付で一部のマイルが失効してしまい、足りない分が貯まる頃に余裕があるとは限らないため、とりあえず申請してしまうことに。

 本日観るぶんについてはお金を支払うつもりでいたところ、今日の分から使用可能とのことなので、さっそく無料で鑑賞しました。チケットに“フリーパス”と明記されているのが妙に新鮮です。

 観た作品は、ロバート・ワイズ監督によるSF映画の古典的名作を、『エミリー・ローズ』のスコット・デリクソン監督、キアヌ・リーヴス主演でリメイクした大作地球が静止する日』(20世紀フォックス・配給)。……正直、色々と物足りない気はするのですが、古典的な素材をうまく現代風に洗練させていて、いい仕事だと思います。精神を損ねず、基本的な筋を壊さずにリメイクしたら、これ以上にはならないでしょう。

 鑑賞後、行きつけの蕎麦屋にて昼食を摂り、年越しそばを引き取るとさっさと帰宅。……年越しそばという要素がなかったら、普通の週末と行動が変わりない……。

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