今度の番組改編で、よく観ている番組、頻繁にではないけどたまーに観ている番組、が何故か一気に木曜日に移ってきてしまい、通常放送になってからが大変だ−、と思っていたら本日はまるで前哨戦のように、観たい特番が目白押しになって困ってます。しかしそんな中でも、間違いなく最も楽しみにしていたのはこれ。日本フォーク界にその名を轟かせるギタリスト・石川鷹彦が、自らが演奏に携わった曲を教材代わりに、フォークギターの手解きをする番組です。
初回は吉田拓郎『旅の宿』。この曲、使用するコードは僅か4つ、カポタストも不要で、初心者が弾き語りを覚えるには最適ということで選んだようです。故に、いちおうその辺は通ってきた私にはあんまり引っ掛かるところがなく、石川鷹彦から直接教えを受けている小倉久寛とNHKアナウンサーに嫉妬を覚えただけでした。
が、嬉しかったのは最後、口直しとして石川鷹彦が最近のソロ活動で発表している自作曲を披露したこと。番組の趣旨から当然なのですが、ずーっと手許を撮してくれているのです。他の歌手の伴奏や、しばらく前に『みゅーじん』という番組で彼の特集を組んだときは、映像的に魅せることが優先なので顔のアップやロング・ショットが中心となり、手許を撮す時間は長くない。なので、じーっと手許を撮し、運指を確かめさせてくれるこの番組の配慮がとっても嬉しい。
来週はアリス『冬の稲妻』。それまでに、埋もれているギターをどうにか使える状態にして、本気で勉強し直してみようかしら。
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