定額レンタル第18便の2&第19便。

 ……最近、ほんとにネットでの月額レンタル・サービスが増えました。お試しサービスの利用、これで4箇所目です。『ほんとにあった!呪いのビデオ』を早くコンプリートしたい、という気持ちも強いのですが、現在お金を払って利用しているところよりも使い勝手が良ければ移るつもりでいるのです。ちゃんと試しているので勘弁してください。

 というわけで、新たに利用し始めたところから届いた都合19便目はやっぱりこのシリーズ『ほんとにあった!呪いのビデオ16』、同じく『〜31』です。あれこれ作業しつつすぐさま鑑賞。

 まずは『ほんとにあった!呪いのビデオ16』(BROADWAY・発売)。例によって、ネットなどで観た覚えのある映像もありますが、やっぱりドキュメンタリーとして背景を取材しているもの、検証しないと解らないネタのほうが面白い。“体育館に唸る音”の、とうてい普通には解らないエピソードが秀逸です。

 そして『ほんとにあった!呪いのビデオ31』(BROADWAY・発売)。現時点での最新巻の1本前。番号が大きくなると少し傾向に偏りが見られて、これもその悪い癖が出ています。で、ちょっと気を抜いていたら、前後篇に分かれたネタに思いっ切りぶちのめされました。同様のパターンは前にもありましたが、あれより薄気味悪さは増しているし、何よりものすごーく、ものすごーく“引っ掛かる”ポイントがある。今年は10周年記念で6月に32、7月に33、8月に34が立て続けにリリースされることが決まっていて、意識して引っ張ろうとしているのは想像がつくんですが、しかしああいうネタを振られると、さすがに効きます。あれは何を仄めかしてるんだ? ちゃんと回収するつもりがあるのか? ていうか彼、ヤバくないか?! あああ続きが気になるー! 以後、新作は何とかして早めにチェックすることにしよう!

 ……と興奮したところで、今日はこれだけにするつもりだったのですが、しばらく先に鑑賞するつもりだった映画のブルーレイ・ディスクを、ちょっとだけ動作確認するつもりでなんとなーく再生してみたら、再生用ソフトがうまく起動せず、気づけばシステムもろとも大変なことになってしまった。どうにか復旧して、ユーザーサポートに連絡を取りヴァージョンを少し変えてインストールし直し、とやったあと、もう一度動作確認を始めたところ――気づけば最後まで観てしまってました。

 鑑賞してしまったのは、レンタルでは久しぶりという気がする洋画の大作、ダニー・ボイル監督の『スラムドッグ$ミリオネア』に先行するSFサスペンスサンシャイン2057』(20世紀フォックス・配給&映像ソフト発売)。これも『ナゴム、ホラーライフ』で言及していたぐらいで、序盤こそ思索的な雰囲気を漂わせておきながら、終盤はけっこうSFホラータッチ。軽く戸惑うものの、伏線は張ってあるので私は文句ありません。ハリウッド産の似たような作品と違って、やたら自己犠牲の尊さを謳ったりせず、終始悲壮さを漂わせているのもいい。嗚呼、でもやっぱり劇場で観ておきたかったわ。

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