レンタルDVD鑑賞日記その2。

 前回ちらっと触れた映画を鑑賞……する前に、スポットレンタルで注文したものが届いたため、先にこちらを鑑賞。あのシリーズ、残すところ僅かとなってきたので、追い込みをかけてます。

 まずは、『ほんとにあった!呪いのビデオ8』(BROADWAY・発売)。映像個々の出来はいまいち、ドキュメンタリー部分もあんまり……と思っていたら、あるエピソードの追加取材部分にて、奇妙な現象の影響を受けたと思しい男の子の母親に、スタッフが怒られている場面があったのが可笑しかった。取材の態度がちょっと常軌を逸してないか、と思われるところが前々からあったこのシリーズ、1回ぐらいこういう出来事があっても不思議じゃない、と感じてましたが、かなり本気で叱られていてちょっと痛快でした。まあ、あそこまで適当なこと言えば怒られるよなあ。

 続いて、『ほんとにあった!呪いのビデオ9』(BROADWAY・発売)。こちらは全体に堅実、しかも映像に疑問を感じて「別のものがたまたまおかしな具合に見えたのでは?」と検証する場面があったり、映像そのものよりも現場の近くに住んでいる人が不気味、というパターンも、本家のシリーズでは初めて提示されていて、少し雰囲気が変わった印象。でも映像的にはちと低調かも。

 続いて『〜10』に、と思い眺めていたら、今回一緒に借りたけど後日観るつもりだった別の巻に言及したため、急遽そっちを観始める。というわけで『ほんとにあった!呪いのビデオSpecial2』(BROADWAY・発売)です。全体に旧作の再検証、という傾向が強かった『〜Special』1巻目に対して、こちらは冒頭こそオリジナル第1巻のきっかけとなったネタに言及しているものの、ほとんどが新作で、オリジナルとの差別化が出来ていない。大きなネタを用意しているわけでもなく、なまじ“Special”を冠しているだけに物足りなさは倍増してました。

 勢いに任せて、『ほんとにあった!呪いのビデオ10』(BROADWAY・発売)も観てしまいました。これは今日観たなかではいちばんの出来。映像的にも“落下する霊”という名作があるし、オカルト・ドキュメンタリーとしても、因果が意外な結論に辿り着く“叔父の呪い”に、最後には投稿者の行動が怖くなる“声に憑りつかれた男”というユニークな題材があって、本家の節目となる巻数に相応しい完成度だと思います。本当に意味の解らない“下水道”もいい。

 あともう1枚借りてますが、それは明日以降に。……いや、本当に今日は3枚ぐらいに留めるつもりだったんですけど……。

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