……間が空くたびに距離を測ってたらきりがないぞ、と思いつつ、フラストレーションの溜まりぶりを示すにはこれがいちばん解りやすいので、またしてもこんな見出しです。
通常休祝日にはあまり映画館、というより繁華街に立ち寄らない方針を貫いている私ですが、あとの予定などを考慮して、午後から有楽町へとお出かけ。人出は多いものの、窓口などは比較的空いていたので、あまり問題ありませんでした。
訪れたのはTOHOシネマズ日劇、9階の3番スクリーン。作品は、大ヒットカーアクション・シリーズ、第1作の主要キャストが久しぶりに集結し、アメリカでは前作を遙かに上回る大ヒットとなったシリーズ第4作『ワイルド・スピード MAX』(東宝東和・配給)。2作目の記憶は朧気、3作目は観てもいないのですが、いちばんインパクトの強かった1作目のキャストが復活、しかもひとりはヴィン・ディーゼルとなったら、私としては劇場で観るしかありません。デジタル形式での上映は、行きつけの劇場ではここだけだったので、場所の選択も必然的でした。
出来のほうは、率直に言って思っていたよりインパクトが薄かった。しかしストーリーラインにもある程度の工夫を凝らし、多少は無理があっても一定のリアリティと重みを備えた話運びになっていて、観終わったあとにちゃんと爽快感をもたらしてくれます。1作目ほど強烈ではないものの、及第点はつけてもいいと思います――でも、折角この面子を集めたのなら、もう少し欲しかったところですけど。
ところで、これのプログラム、ヴィン・ディーゼルの紹介のところを何気なく読んでいて、愕然としました。次回作として、“『トリプルX』の続篇”が挙げられている。……えええええええ?! だって、ヴィンが出演していない第2作『トリプルX ネクスト・レベル』の序盤で、1作目の“トリプルX”ザンダー・ケイジは死んだ、とか言ってなかったっけ?! まあ、そこに至る事情はまったく説明していなかったはずなので、連れ戻そうと思えば可能なのも事実ですが……imdbで調べてみると確かに『xXx: The Return of Xander Cage』というのが載っている。監督も脚本家も揃っているとなると本気っぽいが……とりあえず待ってみよう。うん。
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