レンタルDVD鑑賞日記その91。

ブギーマン』の続篇……ではありませんでした。題材こそブギーマンですけど、何ら引き継いでません。気になっていたのはこちらだったものの、いちおうシリーズとなっているので、念のために順番に鑑賞したのですが、その必要はまっっったくありませんでした。気になる方はこれから観ても無問題。

 しかし出来の悪さについては、前作とそんなに大きな差はありません。いや、いちおうは筋が通っているだけまだましなんですが、細部の整合性やリアリティという意味では問題が多すぎる。ネタがだいたい読める、のは別にいいとしても、さすがに御都合主義が過ぎると思われます。恐怖演出も全体に空振り気味で、あちこちいい要素はあっても活用がなっていないため評価は低くなってしまいます。

 この映画でいちばん効果を上げているのは、たぶんトビン・ベルの起用です。観ながらニヤニヤしてしまいました……が、それが解るのはよほどホラーやスリラーが好きな人だけでしょう。そういう意味では、本国でも日本でも劇場公開をしなかったのは賢明と言えるかも。

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