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イルカ ベスト

イルカ ベスト

 まだ桜が咲いている、というか未だ満開になっていないので続けるつもりなのですが、きのうあたり、本当はこれを引用すべきではなかったか、という後悔が拭えないので、今更ながら選んでみました。なごり雪、なのでこれは春の、ちょうどここ数日のような寒い陽気にこそ合う曲なのです。

 それにしてもこの曲、世間的にはイルカの曲として定着しているでしょうが、実はもともとは南こうせつ伊勢正三山田パンダによる“かぐや姫”の楽曲として発表されたものです。舞台袖でこれを聴いたイルカが「歌いたい」とカヴァーしたものが恐ろしく嵌ってしまい、以来こっちが本家のようになってしまいました。イルカの声質が旋律に馴染んでいたことも大きいのですが、松任谷正隆の編曲が、微塵も動かせないほど完璧に仕上がっていたことが最大の理由だと思います。

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