親の事情により平日よりも若干早い時間に叩き起こされまして、うまいこと午前中に観終えることが出来そうだったので、借りてあったこれを急遽鑑賞。クリント・イーストウッド主演作渉猟9本目、『荒鷲の要塞』に続くブライアン・G・パットン監督とのコンビによる、戦争コメディです。敵地に金塊が運び込まれたことを知った兵士たちが、上官たちの離れた隙に危険を承知で乗り込んでいく、という話。
実はこれ、イーストウッド自身は同年製作された『マッシュ』を意識して選んだ題材だったそうですが、いざ蓋を開けてみれば、まるで彼の出演した西部劇のパロディのような仕上がりになっている。それ故当人には不本意だったらしい、という予備知識があったので、『マッシュ』と続けて鑑賞してみたのですが、いや、これはこれで面白いと思います。確かに諷刺的な素材が鏤められているのに無効化されている嫌味はありますが、出来は決して悪くない。ラストの無茶苦茶ぶりは好きです。
……さて、宿題となっている『ダーティハリー』の感想をアップするために、あと観なくてはいけないのは2作品。次の奴は、普段利用しているのとは別の店舗に在庫があるようなので、割引情報をチェックしておかねばだわ。
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