諸々スケジュールなどを考慮した結果、今日この作品を観ておくのがいちばんいい、という結論に達したので、本日は午前中から時間を調整、少し早めに仮眠を取った上で、自転車にて豊洲へ。
鑑賞した作品は、かつてブルース・リーが出演したこともあるヒーローものを、ミシェル・ゴンドリー監督、セス・ローゲンが脚本と主演を兼ねてリメイク、3Dのみ対応で映画化した『グリーン・ホーネット(字幕版)』(Sony Pictures Entertainment配給)。
ゴンドリー監督作品が好きなので、絶対劇場で観るぞ、と身構えていた1本ですが……いまひとつ。ほぼ同じような素材を『キック・アス』が完璧にやってしまったあとだということを差し引いても、どうも骨格が脆い印象。恐らくセス・ローゲンのセンスがこの素材にあまり向いていなかったのでは、と思われます。ミシェル・ゴンドリー監督らしい描写も少なく、残念な仕上がりでした。嫌いではないんですけど。
しかし今日のいちばんの目的は、ユナイテッド・シネマで採用した、通常の眼鏡に装着するタイプの3D眼鏡を試すこと。眼鏡着用者が3D映画を観ようと思うと、基本的に眼鏡の上に眼鏡をかける形になり、かなり負担を感じるのですが、ユナイテッド・シネマでは普通にツルで耳にかけるタイプを提供するのと併せて、普通の眼鏡に装着するタイプを販売し始めたのです。前々からこういうのが欲しかったので、今回あえて豊洲で3D映画を鑑賞してみるつもりになったわけです。
結論を言うと――今まででいちばん快適に、3Dが堪能できました。非常に軽く作られているので、眼鏡に取り付けてもさほど違和感はない。目が疲れたときに外すのも楽ですし、やっぱり眼鏡愛用者にとってはこれが最適のスタイルだと思います。惜しむらくは、本来の3D映画のチケット代に200円上乗せされてしまうことですが、次回以降この眼鏡を持ち込めば、通常価格から100円引かれるので、ユナイテッド・シネマで頻繁に3D映画を観る可能性があるならこれがいちばんいい。今後、TOHOシネマズとユナイテッド・シネマ両方で同じ3D映画がかかっているなら、ユナイテッド・シネマのほうを優先的に選ぶようになるかも――というか、そのつもりでちゃんと保管しておかねば。
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