午前十時の映画祭に大成龍祭が加わった上、わざわざ買ってしまったために安心してなかなか観るきっかけがつかめずようやく鑑賞。実に5ヶ月ぶりくらいの、イーストウッド関連作品渉猟再開です。
人気シリーズも3作目で、イーストウッドは少々皺が増えましたが、そのぶん貫禄がついてきました。ただ、幾つかの特徴的なアイディアをあんまり活かしきっていないのが残念。特に初の女性の相棒なんて、もう少し存在感を出していれば、ラストの余韻は深まった気がします。それでも、際立ったモチーフはちゃんと利用するツボを心得たクライマックスが利く娯楽作品に仕上がっている。ああ、やっぱりイーストウッド作品は好きだわ。
これでようやく次に進めます。このあとはイーストウッド自身の監督作『アウトロー』、そして『ガントレット』。年内にコンプリート……はちょっと厳しそうですが、着実に追っていきます。出来ればイーストウッド監督の新作公開までには、観られるものはぜんぶ押さえておきたい。
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