レンタルDVD鑑賞日記その225。

 感想をアップしたのでさっそく第3作を鑑賞。あの結末のあとでいったいどうやって……と訝りますが、これはうまい発想。あちこち矛盾した部分はあれど、第1作と対比させるような描写を無数にちりばめ、その批判精神を蘇らせることで、2作目よりも更に続篇として正しい形を作りあげています。それでいて2作目がなければ生まれなかったのですから、考え方としては見事。細かなシチュエーションにもリアリティとユーモアが感じられて、1作目ほどではないにせよ、良質なSF映画でした。

 そして、第2作よりは続篇に繋げやすい終わり方は、既にそういう話がまとまっていたからかも知れません……が、残り2作は不評なんだよなー。どちらにせよ観ることは観ますが。

 ようやく借りられました、シリーズ第5弾。

『ほん呪』の今夏の新作は全般にいまひとつでしたが、それと比較すると遥かにこっちのほうが上出来。エピソードごとの尺が長めだから、というのもあるのでしょうが、状況がより特異で、薄気味悪さがいや増しているのです。……まあ、色々とツッコみたいところもあるにはありますが、そういう点を割り引いても、今年の『ほん呪』数作より上出来。ただ、このまま行ったら『ほん呪』同様の袋小路に、かなり早いうちに突入してしまいそうですが。

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