ここ数年、候補が発表された直後に一覧をアップしていたんですが、今回は多忙、そして体調不良のために時期が掴めず、ぽつぽつ準備は整えていたのに、なかなかアップ出来ませんでした。早くも受賞作発表前日になってしまったんですが、当日のリアルタイム更新は何とか出来そうなので、おさらいとして候補作一覧を載せておきます。
- 作品部門
- 『戦火の馬』(Walt Disney Studios Japan配給)
- 『アーティスト』(GAGA配給)
- 『マネーボール』(Sony Pictures Entertainment配給)
- 『ファミリー・ツリー』(20世紀フォックス配給)
- 『ツリー・オブ・ライフ』(Walt Disney Studios Japan配給)
- 『ミッドナイト・イン・パリ』(LONGRIDE配給)
- 『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』(Walt Disney Studios Japan配給)
- 『ヒューゴの不思議な発明』(Paramount Japan配給)
- 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』(Warner Bros.配給)
- 監督部門
- オリジナル脚本部門
- 『アーティスト』
- 『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(東京テアトル配給)
- 『マージン・コール』(Amaging D.C.より映像ソフトリリース)
- 『ミッドナイト・イン・パリ』
- 『別離』(マジックアワー×ドマ配給)
- 脚色部門
- 『ファミリー・ツリー』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『スーパー・チューズデー 〜正義を売った日〜』(松竹配給)
- 『マネーボール』
- 『裏切りのサーカス』(GAGA配給)
- 主演男優賞
- デミアン・ビチル『明日を継ぐために』
- ジョージ・クルーニー『ファミリー・ツリー』
- ジャン・デュジャルダン『アーティスト』
- ゲイリー・オールドマン『裏切りのサーカス』
- ブラッド・ピット『マネーボール』
- 主演女優賞
- 助演男優賞
- ケネス・ブラナー『マリリン 7日間の恋』
- ジョナ・ヒル『マネーボール』
- ニック・ノルティ『Warrior』
- クリストファー・プラマー『人生はビギナーズ』(日活配給)
- マックス・フォン・シドー『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
- 助演女優賞
- ベレニス・ベジョ『アーティスト』
- ジェシカ・チャスティン『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
- メリッサ・マッカーシー『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』
- ジャネット・マクティア『アルバート・ノッブス』
- オクタヴィア・スペンサー『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』
- 外国語映画部門
- 長篇アニメーション部門
- 『パリ猫の生き方』
- 『Chico & Rita』
- 『カンフー・パンダ2』(Paramount Japan配給)
- 『長ぐつをはいたネコ』(Paramount Japan配給)
- 『ランゴ』(Paramount Japan配給)
- 短篇アニメーション部門
- 『Dimanche』
- 『The Fantastic Flying Books of Mr. Morris Lessmore』
- 『La Luna』
- 『A Morning Stroll』
- 『Wild Life』
- 長篇ドキュメンタリー部門
- 『Hell and Back Again』
- 『If a Tree Falls: A Story of the Earth Liberation Front』
- 『Paradise Lost 3: Purgatory』
- 『Pina/ピナ・バウシュ 踊り続けるいのち』(GAGA配給)
- 『Undefeated』
- 短篇ドキュメンタリー部門
- 『The Barber of Birmingham: Foot Soldier of the Civil Rights Movement』
- 『God Is the Bigger Elvis』
- 『Incident in New Baghdad』
- 『Saving Face』
- 『津波そして桜』
- 短篇作品賞
- 『Pentecost』
- 『Raju』
- 『The Shore』
- 『Tuba Atlantic』
- 撮影部門
- 『アーティスト』
- 『ドラゴン・タトゥーの女』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『ツリー・オブ・ライフ』
- 『戦火の馬』
- 美術部門
- 『アーティスト』
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』(Warner Bros.配給)
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『ミッドナイト・イン・パリ』
- 『戦火の馬』
- 編集部門
- 『アーティスト』
- 『ファミリー・ツリー』
- 『ドラゴン・タトゥーの女』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『マネーボール』
- メイクアップ部門
- 『アルバート・ノッブス』
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
- 『マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙』
- 衣裳部門
- 『Anonymous』
- 『アーティスト』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『ジェーン・エア』(GAGA配給)
- 『W.E.』
- 音楽部門
- 『タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密』(東宝東和配給)
- 『アーティスト』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『裏切りのサーカス』
- 『戦火の馬』
- 主題歌部門
- 音響効果部門
- 『ドラゴン・タトゥーの女』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『マネーボール』
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』(Paramount Japan配給)
- 『戦火の馬』
- 音響編集部門
- 『ドライヴ』
- 『ドラゴン・タトゥーの女』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
- 『戦火の馬』
- 視覚効果部門
- 『ハリー・ポッターと死の秘宝 PART2』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『リアル・スティール』(Walt Disney Studios Japan配給)
- 『猿の惑星:
創世記 』(20世紀フォックス配給) - 『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』
今回も主要部門に挙がっている作品は日本未公開のものが多いので、出来映えから予想するのは難しい。しかし、下馬評から予測するに、主役になるのはサイレント映画『アーティスト』で間違いないような気が。最多ノミネートの『ヒューゴの不思議な発明』は、スコセッシ監督が賞を獲るに相応しい作品、という評価が目につくものの、話題性から言っても後塵を拝している感は否めない。
個人的に気になっているのは、主演男優賞の行方です。ここにも『アーティスト』が食い込んでいるのですが、私としては、実力に対して今ひとつ実績が伴っていなかった感のあるブラッド・ピットが今度こそ賞を獲ってくれることを願いたい。他には特に思い入れもなく、敬愛するデヴィッド・フィンチャー監督作品で好演を示したルーニー・マーラにも別に今回撮って欲しいとはあんまり思わないので、静かに成り行きを見守ります。
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