渋谷で鳥糞を浴びる。

 本日も封切り映画の鑑賞です。最初は、行きつけの蕎麦屋で揚げ玉を貰ってきたいがために、西新井で観るつもりでいたのですが、初回がやたら早い時間で2回目は微妙に遅く、あとの行動に差し支えるスケジュールになっている。思案した結果、揚げ玉は後回しにして、渋谷のTOHOシネマズで鑑賞することに。作業の都合上、体力を温存しておきたいので、自転車は使わず電車で移動。

 スクランブル交差点の、電柱も信号もないところで鳥の糞を浴びる、という災難にもめげず鑑賞したのは、ティム・バートン監督×ジョニー・デップのコンビによる最新作、1972年のアメリカ地方都市を舞台に、200年振りに蘇ったヴァンパイアと彼の子孫たちとの姿を描いたダーク・コメディダーク・シャドウ(字幕)』(Warner Bros.配給)

 基本的には面白かった、んですが、微妙に「うーん」と首を傾げたのは、要素がバラバラであまり綺麗にまとまっていないこと。長大なテレビドラマをベースにしているそうで、そのせいで盛り込みすぎになっている感がある。しかし『アリス・イン・ワンダーランド』に比べると、控えめだったティム・バートン監督のマニアックさ、猟奇趣味が戻っているので、その意味ではファンには嬉しい1本。好きなんですけど、それ故に薦め方に困る作品です。

 観終わったあとは、やはり渋谷での映画鑑賞の際にはお馴染みの蕎麦屋で昼食を摂り、ちょこっとだけお買い物をして帰途に就く。……すぐに拭いたので目立ちはしていなかったはずですが、それでも鳥の糞に見舞われたままで、あんまりウロウロはしたくなかったの。

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