レンタルDVD鑑賞日記その292。

  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ Special』
  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ Special2』
  • 『ほんとにあった!呪いのビデオ32』(すべて、BROADWAY[発売])

 映画をじっくり鑑賞している余裕がないので、『ほん呪』をBGVにして復習し、映像観たい欲を誤魔化すのココロ。

 Specal2作品は、1本目が中村義洋&鈴木謙一コンビ、2本目が松江哲明と、実質的に作風を完成させていったふた組がそれぞれ手懸けていて、作風の違いもさることながら、それぞれにオリジナル・シリーズと異なったアプローチで掘り下げているのが興味深い。こうして観ると、Special2は松江哲明氏が目立ちすぎてる気もしますが、ドキュメンタリー作品としては決して珍しい手法ではないので、近年の作品に慣れてしまった私がいけないでしょう。そして、この辺の作品は今以上に“呪いのビデオ”と呼ぶに相応しい内容だった、と改めて実感。

『32』は中興の祖である児玉和土演出シリーズも終盤にさしかかったことを意味する、昨年の連作に繋がっていくエピソードの第1作を収録。この辺の薄気味悪さは出色、なんですが……昨年の顛末を知っているとどーにもぬるい笑いが抑えられず。個々の映像はなかなかなんですけどね。

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