ベニチオ・デル・トロが今度は麻薬戦争の親玉に。

 昨日も触れましたが、今日は日本での公開情報が出る遥か前から楽しみにしていた1本です。なにせ、最近は脇役が多いベニチオ・デル・トロが伝説の麻薬王に扮し、メインで出演している作品ですから。公開の情報をキャッチして無茶苦茶楽しみにしていた作品ゆえ、万一にでも取り漏らすわけにはいかないので、初日から馳せ参じた次第。

 本日の目的地はシネマサンシャイン池袋です。通うのがTOHOシネマズのシネコン中心になってしまったがために、上映作品がだいたい被ってしまうこの劇場とはだいぶ縁遠くなっていて、『ダーク・フェアリー』以来となる4年振りの訪問です。

 鑑賞したのは、コロンビアの麻薬密売ルートを牛耳り、国内で絶大な権力を誇ったパブロ・エスコバルが政府に投稿した際の出来事を背景に、偶然にも彼と縁を持ってしまったカナダ人青年が味わう幸福と恐怖とを描いたクライム・ドラマエスコバル/楽園の掟』(Transformer配給)

 題材的にけっこうエグい描写が立て続けに来るのを覚悟していたんですが、実はこれ、日本では全年齢対象になっている。その事実が示すとおり、描写としては意外とマイルド。人死には出ますしドンパチもありますが、あんまり悽愴な印象はない。視点人物となる青年がパブロに抱いていた尊敬が恐怖に変化するくだりが少々ボンヤリしていて、序盤がいささか緩い印象ではありますが、しかしパブロ・エスコバルという人物を直接見つめるよりも、彼の立ち位置とその二面性をうまく表現していると思います。中盤以降の、身動きならない緊張感をたたえた展開は、派手さはありませんがかなりの見応えがある。実在の犯罪者の伝記としてではなく、彼が関わった犯罪をモチーフにしたクライム・ドラマとして面白い。

 鑑賞後は、池袋に来たときの恒例として、西武屋上の店で釜揚げうどんを食してきました。もともと今日は冷え込みが強かったのに加え、家を出るときに危惧していたとおり、少しだけパラパラと雨粒がちらついていたせいもあって、土曜日にしてはあんまり人出がなかったので、ゆったりと堪能できました……ただ、今日は微妙に量が足りない気分だったので、帰ってから少しポテトをつまみましたけど。

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