これも上映終了ギリギリでした。

　週末が近づくと、上映作品の入れ替えが行われます。例によって、明日いっぱいで終了しそうな作品を、スケジュールの都合もあって本日、大急ぎで鑑賞してきました。

　訪れたのは先週に続いてのユナイテッド・シネマ豊洲、鑑賞したのは、フィリップ・Ｋ・ディックによる原作をアレンジして大ヒットした同名作品を、『アンダーワールド』シリーズのレン・ワイズマン監督、コリン・ファレル主演でリメイクした『トータル・リコール』(Sony Pictures Entertainment配給)。

　思った以上に、ポール・バーホーヴェン版の名残が見られましたが、よくアレンジして、優秀なＳＦアクションに仕立ててます。本当はこの設定を活かした懊悩や駆け引きがもっと描かれていたほうが個人的にはよかったと思うのですが、その分、ＣＧも用いて描かれたＳＦならではのアクションが圧巻。オリジナルの圧倒的なカタルシスに及ばないのも惜しまれますが、丁寧に作られたエンタテインメント。これは大スクリーンで観ておいて正解でした。

　実は明日も豊洲に来る予定なので、可能であればハシゴしたかったのですが、さすがに午前中の上映と、日が暮れてからの上映でハシゴをするのは無理です……豊洲付近には長時間、ゆったりと時間を潰せるところもまだ見つくろってませんし。