第1部、たいてい新耳Gメンが登壇し、最近の成果を発表するのが常だったのですが、今回は田野辺尚人キャップひとりだけ。殴り込みの面々のスターたるギンティ小林氏は諸般事情で欠席、その謝罪会見の体で、田野辺キャップが事情を語ったのですが、結果として“怖い話”だったのはこれ如何に。
第2部、第3部は、相方不在のために木原浩勝氏がほとんどひとりで怪談を語ることに。しかし今回はちょっと特別で、新耳袋ファン、あるいはトークライブ常連客にとってお馴染みの話をおさらいしつつ、語られなかった出来事、その後新たに確認出来た話を披露する、という流れに。特に第2部と第3部冒頭で語った話は、ちょうど10年前のトークライブ会場での出来事も含んでいるので、常連としては感慨深……って、あれから10年経ったということは、私も10年以上参加してる、っていうことだよな、と若干唖然とするのでした。
他にも、新たに取材された細かなエピソードもお披露目されましたが、それらのクオリティも高く、秋頃といういつもなら怪談として微妙な時期にも拘わらず、かなり充実した――どころか久々に異様に重量感のある回でした。今回ばかりは、家人が全員寝ている家に帰ったら何か変なものを見るんじゃないかしら、とビクビクして帰宅したのですが、最近我が家の周りによく出没する、半分ノラの猫が玄関先に寝ていて、嬉しそうに出迎えてくれたので、むしろ和んでしまいました。
次はもう年末、憑き物落としの回です。さあ、果たして次回、ギンティ小林氏は無事に現れるのか。
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