8日連続で更新しているので解りにくいですが、実は1週間、映画館に行ってません。一昨日の中島みゆき縁会はじめ、予定が色々とあったのも事実ですが、他にも突発的な出来事があり、私自身に用事はなくとも気が休まらない、という状況がこの数日、続いていたのです。どうやら昨日、いちばん酷い事態は回避できたようですし、今日はもともと他に予定がなかったので、もはや禁断症状に等しい心境で、夕方からお出かけしてきました。
先に1箇所、買い物を済ませてから赴いたのは、久しぶりの角川シネマ有楽町。オープン以降、いろいろと気になる企画を上映してはくれているのですが、何だかんだでこれがまだ2回目の訪問です。今月末からの大映作品リヴァイヴァル上映も気になるんですけどねー。
本日の鑑賞作品は、公開前から一部の好事家のあいだで話題になっていた、インドネシア産のハード・アクション『ザ・レイド』(角川映画配給)。日本公開が決まる以前から、その凄まじさを耳にしていたので、是が非でも観ておきたかった作品でした。本当は公開日に観たかった1本でもあります。
噂通り、冒頭からラストまでほとんど息をつく間もないアクションの連続。敵も味方も達人揃いでもはや見分けがつかなくなりそうなほどですが、もうそんなのはどーでもいい、と思えるほどアクションだらけ。それでいて、ちゃんと観客を引っ張るために、物語上の仕掛けをさらっと組み込んでいるあたりが実にしたたか。基本はアクションのみなのに、ちゃんと独特の余韻があるのにも唸らされます。なるほど世界各国で賞賛されるのも頷ける傑作……なんですが、もともと格闘主体、しかも血飛沫の激しく舞うアクションに慣れているひとでないと、これは引くレベルかも知れない。日本ではいまひとつ成績が振るわないのはその辺にあるのかも知れません……凄いのは間違いないんですが。
鑑賞後、もう1箇所だけお買い物に立ち寄ってから帰宅。……もう1箇所寄りたかったんですが、遅くなったのでやめました。日が暮れてから銀座に踏み込みたくないのです……書籍のカバーに使っている紙を買いたいだけなんですけど。
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