今日も夕方から用事があるのですが、愉しみにしていた作品の封切り日でもあるので、朝からお出かけ。ファースト・デイにつき、チケットカウンターでしか使えない割引を利用している私も、ネットで確保出来るのが助かります。平日とはいえそこそこ混んでいましたが、気持ちは悠然たるものです。
今年２度目となるTOHOシネマズ西新井にて鑑賞したのは、トム・クルーズ主演最新作、リー・チャイルドの人気ミステリー小説をもとに、法に縛られず自らのルールで正義を貫く男ジャック・リーチャーの姿をスリリングに描き出した『アウトロー』(Paramount Japan配給)。
主演のトム・クルーズよりも、監督が『ユージュアル・サスペクツ』の脚本家であり、我が偏愛の作品『誘拐犯』のクリストファー・マックァリーである、というのに期待していた作品でした。そういう意味ではもうものすっごい期待通り。サスペンスをより研ぎ澄ませた『誘拐犯』みたいな趣です。携帯電話もカードも持たず、法に依存することなく自らの流儀で正義を貫く主人公のキャラが著しく立っているのもそうですが、ミステリに対する少し変わった立ち位置や、異様なカーチェイス、クライマックスの銃撃戦に至るまで、ユニークで面白い。主人公の振るまいがかなり特異なので、そこで好みが割れそうですが、私は大満足。これはいい。
鑑賞後はいつも通り、行きつけの蕎麦屋に赴いて昼食を摂り、それからDVDを返却して帰宅。ひと眠りして、今日も夕方から用事でお出かけです。これで１日すっかり潰れてしまったので、当然ながら感想など書く余裕はありませんでした……まあ、一時期の宿題30本、という状況に比べればよっぽど気持ちに余裕はありますが。
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