レンタルDVD鑑賞日記その327。

 ツイ・ハーク監督、ドニー・イェン、ラウ・カーリョン出演による武侠アクション。禁武令に乗じて掠奪を繰り返す賊から武人たちの集落を守るべく、七振りの剣を託された剣士が立ち上がる。

『HERO 英雄』などと並べて宣伝が打たれていた作品ですが、どー見ても基本のスタイルは往年の香港流娯楽アクション。そこに壮大なテーマ性とかヴィジュアルの美しさを中途半端に採り入れてしまって失敗してしまった気がします。尺の長さに対して七つの剣の個性も充分に描ききれていないのもマイナス。アクション自体には力がありますし、細かな要素には魅力があるんですが、どーも振るわない印象でした。『王朝の陰謀』で“ツイ・ハーク復活”を謳われたのも頷けます――この辺まではまだ不調だったんだろうなー。

 詳しい感想は既に書き上がっているので、このあとすぐに。

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