レンタルDVD鑑賞日記その337。

 クリント・イーストウッド渉猟、今回は1990年、まだ『メジャー・リーグ』のヒットが記憶に新しかった頃のチャーリー・シーンとの共演作です。新人とともに、組織的自動車窃盗団を検挙しようとする刑事だが、新人のミスにより、自分が囚われの身となってしまう……。

 次がいよいよ大傑作『許されざる者』というタイミング。『ホワイトハンター ブラックハート』でもその演出手腕が洗練されてきたのが窺えましたが、より意識して娯楽に傾斜した本篇も堂々たる仕上がり。展開に大きなひねりはないものの、くすぐりや布石が見事で、後味は爽快です。imdbの点数は低いし、あんまり顧みられていない印象ですが、これは充分に面白かった。

 というわけで、とうとう既に観た作品にまで辿り着きました。順番としては、次が『許されざる者』になります。近いうちに、購入したものを再鑑賞して、それから『ザ・シークレット・サービス』に挑む予定。

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