木曜日は夕方からお定まりの用事があるので、最近は映画鑑賞には行かないことにしていたのですが、今日はずーっと観たかった作品が今週いっぱいで終了、しかも私の行動範囲内だと、今日が最終日となるのが確定、と判明してしまった。本当はきのう観に行くはずが、諸般事情から断念せざるを得ず、このままだと諦めるしかない、というところでしたが、今日の朝一番なら何とか行けそうだったので、急遽お出かけ。昨晩は雪がちらつくほどの寒空で、今日も雪でこそないものの氷雨が降っているような状態で、ほんとーは出かけたくなかったんですけど。
向かったのはTOHOシネマズ有楽座。鑑賞したのは、リドリー・スコット監督に『ノーカントリー』のコーマック・マッカーシー脚本、マイケル・ファスベンダー、ペネロペ・クルス、キャメロン・ディアス、ハビエル・バルデム、ブラッド・ピットという豪華極まりない布陣で描いたサスペンス『悪の法則(字幕)』(20世紀フォックス配給)。この面々が携わっているのに、見逃すわけにはいきません。
ただ、正直に言えば期待とちょっと違っていた。もっと過激な展開、描写を期待していたんですが、そういう意味では低調。しかし、いちどの選択が何もかもを悪い方へと向かわせ、いっさい逆らうことが出来ない、という状況を容赦なく描いていて、観終わったあとの余韻は重い。歯応えは充分にありました。……しかし、ほぼ1年くらい前から、TOHOシネマズ系列のムービー・トピックスで言及していて煽りまくったにしては地味な印象ですから、思ったほど成績が振るわなかったらしいのも宜なるかな。なお、一昨日危惧していたとおり、やっぱり前に観た作品とテーマ的に繋がるものがありました。いや、繋がっているというか、理念が真逆というべきか。詳しくは、明日以降に感想の方で触れ……ない気がする。煩雑になるので。
最終日とはいえ平日の朝一番ですから、あまり客足も良くない。そのせいか、空調も充分に機能していないようで、観ているあいだ寒い想いをしました。お陰でいま、ちょっと頭痛がしております……明日も色々と忙しいので、早く休むとします。
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