レンタルDVD鑑賞日記その391。

『「いる。」』というシリーズが比較的悪くない手応えだったので、同じメーカーの他の作品はどんなもんかしら、と思い借りてみました。

 ……おんなじだよね?

 別の会社で似たようなものを出すならまだしも(良くはないが)、同じ会社でほとんど演出が同じ作品を別のシリーズとして出すのはどうなんだ、と。どうもリリース自体はこっちのほうが先だったようですが、1ヶ月程度の違いしかないので、製作自体は並行していたと思われる。だったらもーちょっと演出やネタの方向性が被らないように工夫すればいいのに。

 題名が「凶悪霊」とおどろおどろしいわりには、内容がさほど怖くない……いや、いずれもかなりはっきりと映っているけど、偽物である、という疑いを除けるほど映像は雄弁でなく、また何かの映り込み、という可能性もぬぐい去れない。何より、映っているものを“霊”と安易に言い切ってしまう姿勢が、映像をうさん臭いものにしてしまっているんですが。

『「いる。」』は映像自体は低調ながらも演出は悪くなかったのでもーちょっと観続けるつもりでしたが、並行しているシリーズがこの有様だと、なんかあんまり期待は出来ない気がしてきました……。

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