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今年２月にリリースされたパット・メセニー最新プロジェクト“パット・メセニー・ユニティ・グループ”のアルバム、手許不如意でなかなか買えませんでしたが、きのうやっと確保してきました。本日の見出しはその１曲目です。
あくまで“パット・メセニー・グループ”とは別、と位置づけたこのグループ、確かに少し手触りが違う。他のソロ・プロジェクトと比較して、個々の技能よりも曲を研ぎ澄ませるための調和を重視した音作りはグループ作品に通じますが、グループでは採り入れなかったサックスの存在もあってか、70年代末から80年代くらいのフュージョンに似た印象がある――と言っても、音の厚みやコーラスの入れ方とか、やっぱりグループと近い作り方もしてるんですけど。
曲としては２曲目『Rise Up』のほうが好みではあるんですが、アルバム最長であり、『オーケストリオン』にも近い壮大さを感じさせるこっちをとりあえず引用してみました。まだまだ聴けていないラジオの録音データが残っているので、あんまり聴き込むことは出来ずにいますが、やっぱりいいですメセニー。また生で聴きたいなー。
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