レンタルDVD鑑賞日記その423。

 監視カメラに記録された怪奇映像を軸に展開する怪奇ドキュメンタリー・シリーズ、ふた桁に王手の第9巻です。

 前巻の時点では色々と逸脱しすぎてないかなー、と思ったのですが、今回はまずほぼ全篇監視カメラ映像がベースである、というのに好感が持てます。映像自体は大したことがない、というより、はっきり言えば加工して作るのも難しくなさそうなものが多いのに、それが取材によって異様な色彩を帯びていく点も、こうしたドキュメンタリーの面白さをよく理解していていい。

 最後のエピソードはなかなかとんでもないオチですが、こういうケースもありそう、と思わせる展開でもある。“怖い”というより“異様”と表した方がしっくり来ますが、どちらにせよ今回も面白かった。

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