- さだまさし『第二楽章』(Free Flight/U-CAN[発売]/Universal Music[販売]/CD) [amazon]
何だかんだと買う時機を逸していたさだまさし最新アルバム、2ヶ月遅れでやっと入手しました。
今回はタイアップや、提供曲のセルフ・カヴァーが中心ですが、しかし目玉は新曲である、THE ALFEEの高見沢俊彦がアレンジ&エレキギターで参加した2曲でしょう。当初は全曲参加、という構想もあったそうですが、スケジュールが折り合わなかったらしい。ちょっと聴いてみたかった気もする。
高見沢参加曲でも、CMで採り上げられた『君は歌うことが出来る』はけっこうあちこちでかかっている感がありますが、個人的には見出しに引用したこっちが凄いと思う。単純明快なメッセージを、関西弁というフィルターをかけて少し風変わりに、しかし新しいインパクトを加えて表現している。メロディはいつものさだまさしなのに、高見沢がプログレ風にアレンジしただけでちょっと趣が違って聴こえるのも面白い……ただ、この曲については、初めて聴いた『今夜は生でさだまさし』でのギター弾き語りのほうがメッセージ性がより明確になってたようには思いますけど。間奏で高見沢のギターが吠えまくるこのアレンジもいーんですけどね。
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